PAACニュース-109号 小児の頭蓋治療

2018/09/29

                           ヴァージニア・ハンドリー,A.B.,D.C.,F.I.C.S.、SORSI,Inc

                                               翻訳:栗原輝久

小児の頭蓋治療(Cranial pediatrics)
pedia(ギリシャ語:pais・paidos=小児)小児を意味する言葉
pediatrics(ギリシャ語のpedis+iatrike:手術、医療)小児と小児が成人になるまでの間の治療を行う事、小児疾患に対しての治療および治療法      
                                         (ドーランド医学辞典より)

 普通、小児の治療という場合、誕生から成人になるまでの間の事である。ニューヨークのDr.ジョーン・ファロンは、青年期という観念から、その時期について言及している。誕生の時というものは特別なものである。そして、それは成人するという事とは別なものである。
 成人という言葉を解剖学的に或いは生理学的に用いる場合、我々は、男と女の成人についてよく考えているだろうか?
 そこには法律上の成人というものがある。それは学習過程を終了していなくとも、もはやハイスクールに出席するように命じられる事の無い年齢、法的な書類への著名が効力を持つものとして受け入れれる年齢、軍隊に入隊あるいはそれを拒否できる年齢などである。
 結婚によるものとして”僅かばかりの解放”というものがあるのだろうか?我々は、生まれた日付によって、その人の年代が決定されるという概念に基づく正確な時を知らないのかもしれない。
 出生前の期間というものは、その人にとって重大な意味を持つ。青年という言葉は、我々に別の疑問を投げかける。ある意味では、青年について:思春期から成長して成人へと発達する段階の時期、と記されている。
 若者にとって、”最良の時”であるそのような期間では、将来、父や母となるには完全とは言えないのである。
 彼らは、新しい生命を創り出すのに際して、最良な健康状態なのだろうか?
 彼らは、新たなる生命を脅かしていないのだろうか?、或いは少なくとも18歳なのか?
 彼らのカイロプラクティックに関する感じ方はどうなのか?、出生の過程はどうなのか?、母乳で育てたのか?割礼は?
 彼らの人生に問題は無いのだろうか?
 もしそうなら、彼らは、その状況を変えたがっているのか?女性がこれから母となるためには、身体の機能の変化に良い結果をもたらすであろううホルモンの変化というものがおこるのだろうか?
 カイロプラクティックの治療を受けたのなら、今までとは違った反応が起こるかもしれない。そこにはカイロプラクティックの必要性があるのであるが、カイロプラクターは、妊娠ている女性が必要としているものに対処するための知識と技術に通じている必要があろう。(以下省略)

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