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PAACニュース118号-腰椎のマニピュレーション中の椎骨間の動きと椎間板内圧の変化に関する要点:実現可能性の研究

2018/10/03

                            Jean-Yves Maigne,MD、Francois Guillon,MD,PhD 著

                                              翻訳:栗原輝久

序論
目的:防腐剤処理されていない2体の屍体において、屈曲位と伸展位の2つの異なる腰椎マニピュレーション中の関連する椎骨の動きと椎間板内圧の変化を明らかにする。
意図:圧力感知器を屍体1のL3-4の椎間板内圧の中に、そして屍体2のL1-2からL4-5の椎間板の中に挿入した。2つの隣接する椎骨(屍体1のL3-4、屍体2のL4-5)の各々に2つの単軸性の加速度計を装着して尾骨-頭蓋軸における加速度を記録し、2軸性の加速度計を装着して水平断の解剖面における加速度を記録した。
セッティング:研究室での研究。
結果:スラスト中に関連する椎骨間の動きが明らかになった:(屈曲位と伸展位の)マニピュレーションの種類で動きは異なった。椎間板内圧は初め上昇し、それから減少した。
結論:腰椎のマニピュレーションは、椎間板に関して生体力学的な効果があり、痛い看板内圧に対して短時間ではあるが著名な変化を生じさせる。調査されたマニピュレーションの種類によって僅かに異なるこの効果は、隣接する椎骨の動きの影響(結果)である(J Manipulative Physiol ther 2000:23:531-5)(以下省略)

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