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PAACニュース119号-生後6ヶ月の吸引障害患者のカイロプラクティックによる改善
2018/10/03
David P.Holtrop,D.C.,D.I.C.C.P.著
翻訳:栗原輝久
序論
目的:生後6ヶ月の新生児患者の吸引障害の管理と改善について議論する。
臨床的な特徴:4ヶ月半の間、吸引障害がみられた6ヶ月の男児がカイロプラクティック・オフィスでの検査を受けた。静触診、動触診、観察によって、上部頸椎(C1-C2)の左右非対称(の動き)と固着の他に、後頭頭頂縫合の内方への陥凹が発見された。これらは、頭蓋骨と上部頸椎のサブラクセーションの存在を示唆していた。
処置とその結果:この患者は、5回の頭蓋骨矯正を受けた。その内の4回は、環椎の矯正も行われた。吸引障害は、初回の来院後直ちに解消して、再発する事は無かった。
結論:新生児においては、頭蓋頸椎結合部の力学的な異常と吸入機能障害との間に関連性があると言えそうである。この分野の更なる研究は、有益なものとなりうる。痛みを伴う吸引に関しては、それを起こすような生理学的な病因が存在する。(J Manipulative Physiol Ther 2000:23:615-8)
鍵となる言葉:カイロプラクティック操作:小児科
翻訳:栗原輝久
序論
目的:生後6ヶ月の新生児患者の吸引障害の管理と改善について議論する。
臨床的な特徴:4ヶ月半の間、吸引障害がみられた6ヶ月の男児がカイロプラクティック・オフィスでの検査を受けた。静触診、動触診、観察によって、上部頸椎(C1-C2)の左右非対称(の動き)と固着の他に、後頭頭頂縫合の内方への陥凹が発見された。これらは、頭蓋骨と上部頸椎のサブラクセーションの存在を示唆していた。
処置とその結果:この患者は、5回の頭蓋骨矯正を受けた。その内の4回は、環椎の矯正も行われた。吸引障害は、初回の来院後直ちに解消して、再発する事は無かった。
結論:新生児においては、頭蓋頸椎結合部の力学的な異常と吸入機能障害との間に関連性があると言えそうである。この分野の更なる研究は、有益なものとなりうる。痛みを伴う吸引に関しては、それを起こすような生理学的な病因が存在する。(J Manipulative Physiol Ther 2000:23:615-8)
鍵となる言葉:カイロプラクティック操作:小児科