PAACニュース122号:胸椎ヘルニア:症例報告

2018/10/04

                                             Karl Lamb,DC 著

                                              翻訳:栗原輝久

概観
目的:胸椎ヘルニアは、比較的稀な疾患だが、しばしばより重大な障害に似る。この論文では、胸椎ヘルニア患者について議論しているが、彼女の症状を解消する手助けとして、通常とは違った治療が必要で会った。
臨床的な特徴:この患者には、過去の腰椎椎間板手術による合併症の既往があったが、尻もちをついてから腰痛と両下肢痛になっていた。最初の疑いはL5の再損傷であった。
処置と結果:軽微な外力の脊椎マニピュレーション、物理療法、そして最終的には美容整形手術が行われ、症状の解消に成功した。
結論:患者の症状を解消するためには、しばしば臨床状態を‟枠の外から”見る事が重要である。考えられる状態に一致しない症状があると、他の問題があるかもしれないという疑いが増す。(J Manipulative Physiol Ther 2001;24:58-62)
鍵となる言葉:カイロプラクティック:椎間板:ヘルニア:胸椎

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