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PAACニュース122号:習慣性肩関節脱があるプロのホッケー選手のカイロプラクティック管理

2018/10/04

                                Chad E.Moreau,DC、Susan R.Moreau,DC 著

                                              翻訳:栗原輝久

目的:習慣性肩関節脱臼に対するカイロプラクティック管理と運動療法による臨床的な管理について述べる。
臨床的な特徴:23歳のプロのホッケー・プレーヤーに左肩の習慣性脱臼と疼痛があった。彼は、肩の習慣性脱臼を改善させようと2回の外科手術を受けたが、失敗に終わった。彼は、外転位、外旋位、あるいは左腕を肩より高い位置にして急激に動かすと、「肩が滑り出してしまう」と言っていた。初回の来院時、彼はまだ職業としてホッケーを行っていて、外科手術のために時間を割く事を望んではいなかった。そのために保存的な治療を受ける事を選択した。
処置とその結果:この患者は、以前の外科手術の後で機能回復のための筋力強化トレーニングを受けていた。そのために回旋筋群(ローテーター・カフ)と肩甲骨周辺の筋は非常に強かった。固有受容器テストによって、左肩が右肩に比べて反応が弱い事が判った。肩の習慣性脱臼の症状の緩和について、一連の治療の効果を決定するために、2つの客観的な判定法を用いた。治療の大部分は、固有受容器のエクササイズ、軟部組織の授動法、そして関節機能の改善に焦点を合わせたものだった。
鍵となる言葉:肩の習慣性脱臼:ホッケー:スポーツ外傷:カイロプラクティック:固有受容器:エクササイズ


 

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