PAACニュース127号:磁器様胆嚢

2018/10/07

                           Kenneth J.Young,DC、Jessica Johnson,BSc (Hons)著

                                               訳:栗原輝久

概要
目的:腰痛と踵の疼痛がある患者に偶然に発見された磁器様胆嚢について議論する。
臨床的な特徴:70歳の女性には腰痛、左下肢の痺れがあり、左の踵に鋭い疼痛がみられた。腰椎の単純撮影によって、腹部の超音波検査が必要とされ、磁器様胆嚢に一致する所見が見られた。
治療と結果:この患者は、予防的な胆嚢摘出術へと紹介され、同時に機械的な腰痛と踵の疼痛の治しなければならない。療も受けた。
結論:磁器様胆嚢は、一般的な所見ではないが、悪性腫瘍の危険性が非常に高まるので、右上腹部に嚢胞性の石灰化が見られる患者については熟考しなければならない。(J Manipulative Physiol Ther 2002:25:534-7)
鍵となる言葉:胆嚢:癌:腰痛。(以下省略)

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