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PAACニュース132号:重症筋無力症の小児患者のカイロプラクティック治療

2018/10/10

                     Joel Alcantara,DC、Gregory Plaugher,DC、H.Jason Araghi,DC 著
                     
                                              訳:栗原輝久

摘要
目的:重症筋無力症に関連した症状を持った小児患者のカイロプラクティック治療について詳述する。
臨床的な特徴:2歳の少女にカイロプラクティック治療を行ったが、これは下垂症による障害や全身の筋の弱化(例:嗜眠)ー特に下肢の筋の弱化-のために両親の承諾と要請によるものだった。カイロプラクティック治療を受ける前に、脳の核磁気共鳴画像撮影とアセチルコリン受容器抗体検査が行われたが、陰性であった。しかしテンシロン・テストは陽性で、小児科医によって重症筋無力症と診断され、メディカルの神経科医もこれを支持した。
治療と結果:この患者は、上部頸椎と仙骨にあったサブラクセーション複合体の部位に特有のコンタクトの素早く振幅の小さなアジャストメントを受けた。この患者の治療に対する反応は好ましいもので、通常のカイロプラクティック治療の5ヶ月後には、彼女の症状は完全に治まった。
結論:今回のケースで報告されているように、"腰痛を超越した"障害を蒙っている患者は、カイロプラクティック治療・管理によって利益を得られるだろう。
鍵となる言葉:重症筋無力症:カイロプラクティック・マニピュレーション(以下省略)

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