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摘要
目的：急性と亜急性の頸部痛のための保存療法を判定する徹底的な臨床試験に向けての予備研究を実行する事。
研究の構想：将来を見据えた予備研究。
設定：主にカイロプラクティックのクリニックと連絡をとった。
結果の判定：患者自身が質問書に解答するが、頸椎の動きは初回時、3週後、12週後の無作為化において判定する。
治療：カイロプラクティックの脊柱マニピュレーション、処方箋が必要な医薬品、自己療法教育。
結果：募集は1ヶ月以上に亘って行われた。28人の患者が治療に向けて無作為化されたが、1人の患者（メディカル治療グループ）は、彼らの治療判定を拒否したので、それ以上の追跡調査は不可能だった。今回の研究では、23人の患者は、自分達が受けた治療に"非常に満足"あるいは２"完全に満足した"。これらの患者の半分以上（総勢17人）は、75%あるいは100%の改善を報告した。標本の規模が小さいので、グループ間での比較は計画も実行されなかった。
結論：急性や亜急性の頸部痛に関して、カイロプラクティックの脊柱マニピュレーション、メディカルの治療を評価する徹底的な無作為の臨床試験のためには、患者を募集する事が適しているように思える。研究規約に対する患者と情報提供者の承諾は素晴らしいものだった。また予備研究によって、我々が更に情報収集の経過を進展させて、最大限に利用する事が可能となった。今回のような予備研究には相当の時間、費用、努力が必要だが、これらによって更なる研究努力のための価値ある情報が得られる。（J Manipulative Physiol Ther 2003;26:403-11）
鍵となる言葉：頸椎：カイロプラクティック・マニピュレーション：薬物治療（以下省略）