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PAACニュース141号:脊髄円錐圧迫の原因となる症候性の拡張性椎骨血管腫

2018/10/15

                    Jeffrey A.Rich,DC、Thomas C.Donahue,DC、Timothy J.Mick,DC 著

                                              訳:栗原輝久

概観
目的:症候性の拡張性のL1の血管腫の症例を提示する事。
臨床的な特徴:46歳の弾性には、進行性の神経学的変性と知らない間に発症した腰痛がみられた。
処置と結果:保存的なカイロプラクティック治療を3回試みたが、何の改善もみられなかった。核磁気共鳴画像が入手され、骨外構造を伴った拡張性血管腫がL1レベルで脊髄円錐を圧迫している事が明らかになった。
結論:腰痛患者を治療する第一次医療のドクターは、早急な対応が必要な神経学的な危険信号について知っていなければならない。占拠性病変と恐らくは関連している神経学的な異常を判定する時には、核磁気共鳴画像が選択される画像である。これらの症候の原因については椎間板ヘルニアが最多だが、病歴や検査における手掛かりから、ドクターの鑑別診断が促され、他の様々な硬膜外の塊が考慮されるようになるに違いない。(J Manipulative Physiol Ther 2005:28:194-198)
鍵となる言葉:血管腫:脊髄圧迫:カイロプラクティック (以下省略)

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