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PAACニュース144号:大転子後部の臀部や大腿の疼痛を生じさせる可能性のあるもの:双子筋ー内閉鎖筋複合体

2018/10/17

                            James M. Cox,DC、Barcray W.Bakkum,DC,PhD 著

                                              訳:栗原輝久

概観
目的:臀部の解剖学と臨床的なカイロプラクティック業務で見受けられる大転子後部や大腿後部の疼痛の臨床所見を研究し、両者を関連付け、治療の選択肢を述べる事。
方法:記述的で巨視的な解剖学的研究を、左股関節と上後外方の大腿部から成る大転子後部の深部からの頑固で疼くような疼痛と関連付ける。
結果:記述的で巨視的な解剖学的研究を、左股関節と上後外方の大腿部から成る大転子後部の深部からの頑固で疼くような疼痛と関連付ける。
結果:患者が大転子後部の疼痛だと訴えた部位の構造には、双子筋-内閉鎖筋複合体、それに関連する滑液包がある。
結論:頑固な臀部痛や坐骨神経痛様の疼痛(特に大転子後部に集中した疼痛)のある患者については、その原因として双子筋-内閉鎖筋複合体やそれに関連する滑液包を考慮すべきである(J Manipulative Physiol Ther 2005;28:534-538)
鍵となる言葉:臀部:滑液包:滑液:坐骨神経痛:マニピュレーション:カイロプラクティック。

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