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PAACニュース173号:6種類の下肢運動テスト中の腰仙部の安定性の評価のための圧バイオフィードバック装置の検者内と検者間の信頼性
2018/11/15
Daniel Camara Azevedo,PT,MSc、Alessandra Christoff Lauria,PT、Andre Roberto Scarpelli,PT
Guilherme Trivellato Andrade,PT、Manuela Loureiro Ferreira,PT,PhD、Paulo Hanrique Ferreria,PT,PhD
Linda Van Dillen,PT,PhD 著
訳:栗原輝久
要約
目的:今回の研究の目的は、非特異的な腰痛患者における腰痛に関する運動系障害の分類モデルに基づいた6種類の下肢運動テストの際に圧バイオフィードバック装置(pressure biofeedback unit:PBU)を用いて、検者の評価者内と評価者間の信頼性を評価する事である。
方法:圧バイオフィードバック装置(PBU)を用いた運動系機能障害の分類に基づいた6種類の下肢運動テストを行って、慢性的で非特異性の腰痛のある30人の被検者(男性13人、女性17人)を評価した。各々の検査は、2人の評価者が2回行ったが、各検査の間に48時間の間隔を空けた。圧バイオフィードバック装置(PBU)測定の信頼性(級内相関係数[ICC⁆)を計算した。
結果:股関節と膝の検査に関する評価者内での信頼性は良好から極めて優秀というものだった(級内相関係数、0.40-0.86)。測定の標準誤差と運動テストの中での検出可能な最小の変化は、それぞれ1.4から11.3mmHgと3.9mmhgだった。
結論:今回の研究の結果から、熟練した検者は、慢性腰痛患者の圧バイオフィードバック装置測定を確実に行えるという事が示された。
検索キーワード:腰痛:結果査定:運動
図1.股関節屈曲テスト。圧バイオフィードバック装置 図2.膝関節伸展テスト。評価者が圧バイオフィードバック
の圧力を記録する事ができるように、3つの異なる 装置の圧を記録できるように、膝関節伸展を3つの肢位
股関節屈曲位(30°、60°、90°)において、股関節の (30°、60°、90°)で停止させた。
屈曲を読み取った。
図3.股関節伸展テスト。評価者が圧バイオフィード 図4.股関節の外旋/内旋テスト。評価者が圧バイオ
バック装置の圧を記録できるように、股関節を伸展 フィードバック装置の圧を記録できるように、股関節
15°で停止させた。 の外旋/内旋を30°で停止させた。
図5.膝関節屈曲テスト。評価者が圧バイオフィード
バック装置の圧を記録できるように、膝関節屈曲を3
つの肢位(30°、60°、90°)で停止させた。
臨床的応用
●圧バイオフィードバック装置の測定は、腰仙部の動きだけではなく、体重や重心の変化の影響を受ける。
●股関節の屈曲、あるいは膝関節の伸展や屈曲の際の腰仙部の安定性を評価する時には、他の関節肢位と比べると、
90°の肢位に最も信頼性がある。
(以下省略)
Guilherme Trivellato Andrade,PT、Manuela Loureiro Ferreira,PT,PhD、Paulo Hanrique Ferreria,PT,PhD
Linda Van Dillen,PT,PhD 著
訳:栗原輝久
要約
目的:今回の研究の目的は、非特異的な腰痛患者における腰痛に関する運動系障害の分類モデルに基づいた6種類の下肢運動テストの際に圧バイオフィードバック装置(pressure biofeedback unit:PBU)を用いて、検者の評価者内と評価者間の信頼性を評価する事である。
方法:圧バイオフィードバック装置(PBU)を用いた運動系機能障害の分類に基づいた6種類の下肢運動テストを行って、慢性的で非特異性の腰痛のある30人の被検者(男性13人、女性17人)を評価した。各々の検査は、2人の評価者が2回行ったが、各検査の間に48時間の間隔を空けた。圧バイオフィードバック装置(PBU)測定の信頼性(級内相関係数[ICC⁆)を計算した。
結果:股関節と膝の検査に関する評価者内での信頼性は良好から極めて優秀というものだった(級内相関係数、0.40-0.86)。測定の標準誤差と運動テストの中での検出可能な最小の変化は、それぞれ1.4から11.3mmHgと3.9mmhgだった。
結論:今回の研究の結果から、熟練した検者は、慢性腰痛患者の圧バイオフィードバック装置測定を確実に行えるという事が示された。
検索キーワード:腰痛:結果査定:運動
図1.股関節屈曲テスト。圧バイオフィードバック装置 図2.膝関節伸展テスト。評価者が圧バイオフィードバック
の圧力を記録する事ができるように、3つの異なる 装置の圧を記録できるように、膝関節伸展を3つの肢位
股関節屈曲位(30°、60°、90°)において、股関節の (30°、60°、90°)で停止させた。
屈曲を読み取った。
図3.股関節伸展テスト。評価者が圧バイオフィード 図4.股関節の外旋/内旋テスト。評価者が圧バイオ
バック装置の圧を記録できるように、股関節を伸展 フィードバック装置の圧を記録できるように、股関節
15°で停止させた。 の外旋/内旋を30°で停止させた。
図5.膝関節屈曲テスト。評価者が圧バイオフィード
バック装置の圧を記録できるように、膝関節屈曲を3
つの肢位(30°、60°、90°)で停止させた。
臨床的応用
●圧バイオフィードバック装置の測定は、腰仙部の動きだけではなく、体重や重心の変化の影響を受ける。
●股関節の屈曲、あるいは膝関節の伸展や屈曲の際の腰仙部の安定性を評価する時には、他の関節肢位と比べると、
90°の肢位に最も信頼性がある。
(以下省略)