小児のカイロプラクティックより(新生児の身体検査:脳神経)

2019/04/16

脳神経
 新生児において、脳神経は簡単に評価できる。これら 12 対の神経の各々を検査するために用いられる操作は、成人におけるものと非常に似ている。検査には外眼運動の自然な動きや眼瞼下垂症( ptosis )の観察が含まれる。泣き方や笑う際の動きの認知は顔面神経の評価に役立つ。健康的な乳探索反射、吸引反射、嚥下反射、咽頭反射は、第Ⅴ、Ⅶ、Ⅸ、Ⅹ.そしてⅫ 脳神経の能力を示唆している。視神経、あるいは第Ⅱ脳神経には評価に関する適合が必要である。瞬目(まばたき)反応として知られている新生児の反射は、視覚上の鋭敏さを示すのに役立つ、そして眼球内の構造を見るために検眼鏡検査を行うとよい。第Ⅷ 脳神経あるいは内耳神経h、最も検査が困難である。音響性の瞬目(まばたき)反応は、酷い聴覚喪失を探し出すのに幾らか利用できる。また耳鏡検査も検査の中のこの部分に組み込むことができる。

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