川口駅より徒歩5分。辛いぎっくり腰や腰痛、肩こり、体の痛み、筋肉痛、骨盤矯正、整体なら川口・西川口の栗原カイロプラクティック研究所へ！池袋での施術も可能です。

母乳育児
　広告が示唆しているように、疑いも無く母乳は自然が与えてくれた完璧な食物なので、全ての乳児は母乳を飲むべきである。カイロプラクティック業界は、（理想的には自分達の母親から）母乳を飲んでいる全ての乳児の普遍的な目標を支持する事において、欠く事のできない役割を担っている。母乳が乳児にとって優れた栄養物であることを示唆している研究は無数に見られる。
　早い時期、あるいは長期間に亘る母乳育児は非常に重要である。ヒトの乳は、他の生物の乳と比べると、タンパク質、ビタミン、必須の栄養物も最良のレベルで、乳児の必要条件のためには完璧に構成されている。更に母乳は、乳児の免疫系が成熟している間に、感染からの防御という恩恵を与えるのに非常に優れた方法である。母乳で育てられた乳児は、アレルギーの発現の傾向が低いことの他に、風邪、インフルエンザ、他の感染症の発生率も非常に低い。Montague は、母乳育児を受けた乳児では学習障害も少ない事を詳述している。更に彼は、母乳育児の乳児において判定されたより高い知能指数を含んだ優れた知的な発達についても議論している。母乳育児は、母と児の間の健康的な結びつきも促進する。
　また母乳育児は、母親にも健康上の利益をもたらす。これらには卵巣や閉経前の乳癌や骨粗鬆症に対するある程度の防御も含まれる。母乳育児中のオキシトシンの放出は子宮退縮（出産後の子宮の収縮）を促進する。母親の体重減少は、乳幼児の最初の１年間母乳育児によって更に保証される。専ら母乳育児を行っている母親には授乳性無月経による避妊効果がもたらされる、これはプロラクチン・レベルの上昇と夜間の黄体形成ホルモン形成の減少によるものだが、これを至極簡単な避妊法だとは見なすべきではない。
　最近、世界的に懸念されている事は、幼児期から小児期を通じて母乳育児を行いたいと考えている母親が母乳育児を開始する割合が低下しているというものである。現在のワールド・スタンダード（世界標準）では、退院する85% の児が母乳育児を受けているという事である。しかし３ヶ月までに、この母乳育児を受けている乳児の割合は50% まで劇的に低下する。‟働く母‟のための休暇が制限されていること、そして母乳育児や育児を妨げる職場環境がこの問題の原因である。医学界では、母乳育児の継続を支えるための教育や関与が明らかに欠如いている。これは、医療介護提供者の大部分が適切な情報を与えられていない。更に我々の社会（アメリカ社会）は、ミルクで育てる文化の中で生きるという社会的不名誉を被っている。母乳育児から乳離れする国際的な平均年齢は、4.2歳である。しかし我々の文化（アメリカ文化）では、１歳を過ぎても母乳育児を受けている児を非難するっという主要な流れに、我々は尻込みしていしまう。カイロプラクターとしては、母乳育児文化に参加し、それに向けた動きを支持する責任がある。そうすれば、我々の赤ちゃんは、彼らが当然持っている権利によって容認された短期間・長期間の利益を得られるだろう。専門的な授乳相談への照会することの他に、オフィスでの母乳育児の保証を得られる事が必須である。