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小児のカイロプラクティックより(妊娠中の運動:頸椎-胸椎運動)

2019/07/21

頸椎-胸椎運動
頸部リラックス運動
 屈曲/伸展:患者に楽に足を組んで坐るように指導する。頭部を前方へと楽に傾けて、10秒間保持する。それからゆっくりと頭部を後方へと傾け、10秒間保持する。

 ・持続時間:10秒間の間隔をあけて、前後方向に3回繰り返す。
 ・回転:頭部が真っ直ぐ前方へと向くように中心に戻し、それからできるだけ右へと向けて10秒間保持するように、患
  者に指導する。次に左へと向けて10秒間保持する。
 ・持続時間:10秒間の間隔をあけて左右に3回繰り返す。

側屈
 最後に頭部を中心に戻して、両肩を落として、リラックスして真っ直ぐ前方を見る。頭部を右肩に向けて10秒間傾け、それから左肩にも同じことを行う。

 ・持続時間:左右に3回繰り返すように指導する。
 ・効果:この運動には頸部と上背部の緊張を緩める効果がある。

キャット・ストレッチ
 患者に両手をついて跪き、背中を平らにするように指導する。首を曲げて両膝の方を見るようにする一方で、天井方向に向けて背中を丸めさせる。患者が背中を真っ直ぐにするようにして力を抜く時に、天井方向を向くように首を伸展させる。

 ・持続時間:これを5回繰り返す。
 ・効果:これは、身体の前部にある両膝から顔面までの全ての筋を伸長する。またこれは、ハムストリングから頸椎
  伸展筋までを全て伸長する。 

ドッグ・ストレッチ
 両手を床に着けたままにする。臀部を天井方向へと持ち上げさせるが、両踵は床に着ける。両膝を見るように2回繰り返す。 (注:妊娠の最初の3ヶ月間[妊娠第1期]を越えたら、妊婦は、頭部を心臓より下げるような姿勢は全て避けるべきである)

 ・持続時間:15秒間、このストレッチを続ける。
 ・効果:これは、疲労を除去し、失われたエネルギーを取り戻す。両踵の硬直と痛みを緩和し、足首を強化し、両下
  肢を調整し、肩甲骨領域の硬直を消し去り、肩関節の関節炎を和らげる。

 

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