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小児のカイロプラクティックより(妊娠中の運動:産後期間中の運動)

2019/08/02

産後期間中の運動
 妊娠による生理学的な変化は、産後6~12 週まで残る。母乳育児を止めるまで、授乳している母親のホルモンは正常域には戻らないだろう。妊娠中の運動のための指針の多くは、産後の期間まで適応するだろう。
 有酸素運動を含む肉体的な健康のための全ての運動方法は、妊娠後に再開できる。分娩後1週間以内に活動を再開できる女性は殆どいない、多くの女性は、6週間前後で運動を始める。しかし各々の女性は、運動再開の最良な時期を決定するために、医師に相談するべきである。
 大部分の女性は、6~8週の間に歩くことから運動プログラムを再開し、彼らが好む運動へと徐々に移行していく。産後の早い時期にダンス・エクササイズを再開する女性は、子宮が降下したような感覚を訴えるかもしれない。勿論、子宮が降下することは無い。そしていったん筋が秩序だった正常な状態を再獲得すれば、その感覚は消失するはずである。
 腹部の運動は、腹筋を引き締めるために、今でもまだ重要である。腰部の運動を続けることは、腰痛を軽減するのに有効だろう、そして物を持ち上げる、あるいは運ぶ事に関する指導を追加することで、腰部の問題や疲労の予防に役立つはずである。妊娠していない患者が行う腹部や腰部の運動は、産後の運動プログラムに安全に組み込むことができる。
 運動の頻度、持続時間、強度は新米ママの体力やその目的によって決定されるだろう。体力を維持するためには、産後の運動を行う者は、恐らく週に2~3回、20~30分間の運動を行わなければならないだろう。健康増進のためには、患者は、頻度を週に3~4回、持続時間を30分間に増やさなければならないかもしれない。妊娠中に蓄積した余剰脂肪を無くしたいのであれば、運動プログラムの持続時間を増やして、強度の低い運動を週に4~5回行うべきである。妊娠中の運動強度は低かったのだから、強度を上げる時には、快適さを指標として常に徐々に行うべきである。

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