小児のカイロプラクティックより(臨床神経学:序論)

2019/08/16

序論
 カイロプラクターは、生命を創造し、維持している全体的なプロセスを常に畏敬してきた。カイロプラクターは、この科学的には計り知れない力を先天的知能(innate intelligence )と呼び、全てを包含して組織している力を宇宙的知能( universal intelligence )と呼んでいる。カイロプラクターは、この自然に修復している知性の力を認めている。このプロセスへの鍵は、神経系である。身体の他のシステムがこれを維持するのを助けている。脊柱は、神経系の主要な部分である。
 カイロプラクターは、誕生から高齢になるまで、即ち ‟生まれてから死ぬまで” 、人々の面倒をみるのである。小児期の重要性は、生命にとって欠くべからざる神経系と筋骨格系が成熟する時期と同じく、決して見過ごせないものである。この段階での変化は、後に生命に影響を与えるだろう。神経系が成熟するように、健全な神経系を育てることは、十分に成熟した神経系を発達させる鍵である、そしてそのような神経系は、全てのシステムと機能に最善の効果をもたらすだろう。このレベルの完全性が健康と呼ばれるものである。
 この章の目的は、神経系についての批評を提供する事で、それには中枢性の処理、情緒的な制御、その中でカイロプラクターにとって主要かつ重要なもの、自律神経系や内臓神経系に関する機能的な神経学と病理学が含まれる。体性内臓、あるいは内臓体性の解剖学と相互に関連している最も基本的な構造の機能への鍵は、自律神経系である。最後に、我々は、神経学的な、あるいは内臓の機能不全を選び出して批評しているが、それらの特徴とカイロプラクティック管理に役立つあらゆる症例報告に力を入れている。

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