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小児のカイロプラクティックより(臨床神経学:上行性、求心性/感覚神経路:後柱:薄束と楔状束)

2019/09/24

 後柱:薄束と楔状束
 後柱は、脊髄の後内側部分を占めている。これらは、固有(受容)感覚、繊細な触覚、振動覚、2点の識別感覚を伝達する。より外方に位置している楔状束は上半身に分布し、T6から頭方の後柱の外側部分を占めている、その一方で、より内方の楔状束は下半身に分布している。この線維は、延髄やそれぞれの神経核のシナプスを妨害する事なく上行する。この部位で二次的な神経線維が交叉して、内側毛帯を形成する。内側毛帯は、視床へと上行する。視床からのインパルスは、体性感覚皮質へと射出される。

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