小児のカイロプラクティックより(臨床神経学:交感神経核)

2019/10/26

交感神経核
 此処には交感神経と関連する中心核と灰白質を内に含む2つの領域がある。最も頭方の部位は、前頭皮質と辺縁系と繋がっていて、(尾方に視床下部がある)間脳の中にある。下部の領域は、T1からL3の脊髄レベルの外側灰白角の中間外側(細胞)柱と中間内側(細胞)柱の中にある。脊髄には、ある種の体部位局在性があるー内側柱の神経核(nuclei of the medial column)は体幹の内臓に相当する、そして外側柱の神経核(nuclei of the lateral column)は、体幹壁(trunk wall)や四肢に相当する。脊髄の中の交感神経系のこれらの起源の中心部は、このシステムに"胸腰椎” 神経系の指示を与え続けている。
 自律神経系の副交感神経(頭仙系)と交感神経神経(胸腰系)の意味は、これらのシステム(系)は、これらのシステム(系)が、解剖学的には分離した中枢起源から生じる解剖学的に異なる2つのシステムである事を明白にするというものである。

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