川口駅より徒歩5分。辛いぎっくり腰や腰痛、肩こり、体の痛み、筋肉痛、骨盤矯正、整体なら川口・西川口の栗原カイロプラクティック研究所へ!池袋での施術も可能です。
PAACニュース200号:加齢関連の脊柱過剰後彎症の高齢女性の背筋機能:比較対照研究
2023/08/16
要約
目的:今回の研究の目的は、加齢関連の脊柱の過剰後彎症のある高齢女性と無い高齢女性の静止状態の背部伸筋の最大筋力、持久力、屈曲弛緩現象(flexion relaxation phenomenon:FRP)の特徴を比較するというものである。
方法:脊柱過剰後彎症(胸椎後彎角 ≧ 50°)のある平均年齢 65 ± 44歳の24人の高齢女性(胸椎後彎角 ≧ 50°)と脊柱過剰後彎症の無い(胸椎後彎症 ≦ 50°)平均年齢63±43歳の24人の高齢女性との間で、設計されたロードセルを設立して坐位で測定した最大の背筋力と持久力、屈曲弛緩現象の外観、発現、オフセット角(相殺角?)、動力学的屈曲・伸展課題の際の伸展弛緩率(extension relaxation phenomenon:ERP)を比較した。独立標本t検定を行って、筋力、持久力、FRPの角度、FERの変数を分析した。カイ二乗検定を行って、FRPの外観について、グループ間での違いを確認した。
結果:我々の研究から、加齢関連の脊柱過剰後彎症の女性には背部伸筋群の静止状態での最大筋力と持久力の減退と、表在性の脊柱起立筋群の筋電図の沈黙の延長がみられるという事が示唆されている。脊柱起立筋群の持久力の減退は、それらの筋群のFRPの早期の発現と弛緩時間の延長を引き起こすのだろう。(J Manipulative Physiol Ther 2019:42:284-294)
検索キーワード:後彎症;姿勢;背筋;筋力;身体持久力
目的:今回の研究の目的は、加齢関連の脊柱の過剰後彎症のある高齢女性と無い高齢女性の静止状態の背部伸筋の最大筋力、持久力、屈曲弛緩現象(flexion relaxation phenomenon:FRP)の特徴を比較するというものである。
方法:脊柱過剰後彎症(胸椎後彎角 ≧ 50°)のある平均年齢 65 ± 44歳の24人の高齢女性(胸椎後彎角 ≧ 50°)と脊柱過剰後彎症の無い(胸椎後彎症 ≦ 50°)平均年齢63±43歳の24人の高齢女性との間で、設計されたロードセルを設立して坐位で測定した最大の背筋力と持久力、屈曲弛緩現象の外観、発現、オフセット角(相殺角?)、動力学的屈曲・伸展課題の際の伸展弛緩率(extension relaxation phenomenon:ERP)を比較した。独立標本t検定を行って、筋力、持久力、FRPの角度、FERの変数を分析した。カイ二乗検定を行って、FRPの外観について、グループ間での違いを確認した。
結果:我々の研究から、加齢関連の脊柱過剰後彎症の女性には背部伸筋群の静止状態での最大筋力と持久力の減退と、表在性の脊柱起立筋群の筋電図の沈黙の延長がみられるという事が示唆されている。脊柱起立筋群の持久力の減退は、それらの筋群のFRPの早期の発現と弛緩時間の延長を引き起こすのだろう。(J Manipulative Physiol Ther 2019:42:284-294)
検索キーワード:後彎症;姿勢;背筋;筋力;身体持久力