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PAACニュース200号:L4棘突起の確認のための新しい正確な触診法:精度に関する予備的研究
2023/08/16
要約
目的:今回の研究の目的は、確認のための核磁気共鳴画像(MRI)高信号マーカーの参考基準を評価するというものである。
方法:今回の研究では、臨床医(ドクター・オブ・カイロプラクティック)が以下のどちらかの方法を用いた:(1)後上面を用いたⅬ4棘突起(SP)を確認する標準的/伝統的方法(14人)、あるいは(2)L5、その後にⅬ4を確認するために仙骨運動を手技で誘導するという新しい方法(54人)、御互いの結果を知らせてはいない臨床医は、油性鉛筆を使って、L4棘突起を確認した位置に印を付けた。MRI高信号マーカーをこの部位を横切るようにテープで貼り付けた。触診方法について知らされてはいない放射線科医が、このMRI走査を評価した、そしてこの放射線科医は、L4棘突起の上部と下部から後方へと線を引いて、L4棘突起の境界線の範囲内に、この高信号マーカーが存在するのか否かを明らかにした。
結果:伝統的な方法を用いた触診では、14例中の5例が適中という35.7%の精度で、全ての的外れでは(L4が)過度に上位にあると判定したという事が示された。新しい方法を用いた触診では、54例中42例が適中77.8%の精度で、3例の的外れでは過度に上位にあると判定し、9例の的外れでは過度に下位にあると判定したという事が示された。
結論:新しい方法は、従来の方法よりも優れたものだった。この新しい方法は、有望である。触診に関して、従来の方法と比較した新しい方法の精度を十分に判定するために、更なる追加的な研究を行うべできである。(J Manipulative Physiol Ther 2021;44:398-407)
検索キーワード:触診;マニピュレーション;脊椎の;腰痛
目的:今回の研究の目的は、確認のための核磁気共鳴画像(MRI)高信号マーカーの参考基準を評価するというものである。
方法:今回の研究では、臨床医(ドクター・オブ・カイロプラクティック)が以下のどちらかの方法を用いた:(1)後上面を用いたⅬ4棘突起(SP)を確認する標準的/伝統的方法(14人)、あるいは(2)L5、その後にⅬ4を確認するために仙骨運動を手技で誘導するという新しい方法(54人)、御互いの結果を知らせてはいない臨床医は、油性鉛筆を使って、L4棘突起を確認した位置に印を付けた。MRI高信号マーカーをこの部位を横切るようにテープで貼り付けた。触診方法について知らされてはいない放射線科医が、このMRI走査を評価した、そしてこの放射線科医は、L4棘突起の上部と下部から後方へと線を引いて、L4棘突起の境界線の範囲内に、この高信号マーカーが存在するのか否かを明らかにした。
結果:伝統的な方法を用いた触診では、14例中の5例が適中という35.7%の精度で、全ての的外れでは(L4が)過度に上位にあると判定したという事が示された。新しい方法を用いた触診では、54例中42例が適中77.8%の精度で、3例の的外れでは過度に上位にあると判定し、9例の的外れでは過度に下位にあると判定したという事が示された。
結論:新しい方法は、従来の方法よりも優れたものだった。この新しい方法は、有望である。触診に関して、従来の方法と比較した新しい方法の精度を十分に判定するために、更なる追加的な研究を行うべできである。(J Manipulative Physiol Ther 2021;44:398-407)
検索キーワード:触診;マニピュレーション;脊椎の;腰痛