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要約
　目的：今回の研究の目的は、黄金律的な方法としてX線画像、そして個人的特徴と観察された精度の間の関連性を使って、第一頸椎の横突起と咀嚼筋の位置決めのための触診法の精度を検証するというものである。
方法：今回の研究は単盲検の診断精度研究だった。95人の被検者（女性49人、58歳±16歳）を今回の研究に登録した。１人の検者が全ての被検者の頸部と顔面領域を触診して、両側の第一頸椎横突起と咀嚼筋を確認した。多層の体内構造の評価のために、被検者は順々に多層のコンピューター断層撮影を受けた。２人の放射線科医は、解剖学的指標点の割合として、触診精度を計算した。点双列相関係数を使って、年齢、性別（男＝１；女＝０）と触診結果との関連性（正確＝１；不正確＝０）を評価した
　結果：２人の放射線科医の意見の一致によって評価したものとして、76人（80％）と81人（85％）の被検者で左と右の横突起がそれぞれ正確に位置決めされた。157例（83％）で両側で正確に位置決めされた。体重によって、右側の第一頸椎の横突起の正確な位置と弱い正相関の関連性に関する統計的証拠が明らかになった（r＝219；95％の信頼区間、0.018-0.403；P＝.033）。
　結論：今回の研究で行った触診法によって、第一頸椎の棘突起（後結節？）と咀嚼筋の位置が正確に確認された。（J Manipulative Physiol Ther 2022;45;337-345）
　検索キーワード：頸椎；頸椎のアトラス；触診；身体検査；リハビリテーション；断層撮影法；診断画像