フットケア・足定板について

2018/09/08



足底板は、いわゆる靴の中敷きのことで、主に足のアーチ(縦のアーチと横のアーチがあります)を形成すること、あるいは保持する事を目的として使用されるものです。

 この足のアーチには、歩く際などのショックアブソーバー(緩衝装置)としての役割があります、まあバネのようなものです。
このアーチが減少したり、失われますと(いわゆる扁平足)、アーチ痛と言われる足の裏の引っ張られるような痛みや外反母趾の原因となることがよく知られています。

 また歩行の際などの衝撃が直接的に膝、股関節、脊柱に伝達されること、またアーチが減少した分だけ足が短くなる訳で、身体のバランスが崩れて、色々な障害の原因となります。(膝や股関節の痛み、腰痛、肩コリ、頭痛など・・・)

 

アーチの回復を目的とした足の矯正

我々カイロプラクターは、アーチの回復を目的として、足の矯正も行いますが、この回復させた状態のアーチを保持する事が非常に困難であり、そのために足に限らず治療効果が長続きしない事があるというのが現状です。

 私自身も学生時代に何度も足を捻挫し、いい加減に治療してしまったので、アーチが大分失われていて、以前には随分と足で苦労しました。
そのために必要かつ有効な手段が足底板という事になります。 

最近では足底板の市販品も多く出回っておりますが、自分に合ったものを見つけるのが大変なのと、微調整が難しいという難点があります。

以下のような症状のある方は、足底板を考慮してみて下さい。
 
1. アーチ痛(足の裏の痛み)がある

2. 長時間立っているのが苦痛、歩くと決まって足が痛くなる

3. 外反母趾(重症のものは足底板だけでは難しいですが・・・)がある

4. 足にタコができている

 

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